シェアラボ編集部は、さまざまな3Dプリンティング事例を取り上げてきた。今回は、新型コロナウィルス感染拡大を受け、フィギュア製作などを行う株式会社B´fullが発売を開始した3Dプリンター製ドアオープナーご紹介する。
ドアオープナーと言えば、マテリアライズ社も同様の製品を3Dプリンターで製作しており、以下の記事にて取り上げているので、そちらも併せてご覧いただきたい。(画像は、株式会社B´fullのWebサイトより引用)
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ドアノブ、エレベーター、ATM、電車のつり革など、多様なシーンでの活用が期待
株式会社B´fullは、愛知県に本社を構え、フィギュア製作を企画から製造・販売まで一貫して行う企業だ。その他にも、3DCGデータ製作、3Dプリント出力サービスや3Dスキャンサービスなど、デジタルモノづくりに関して幅広く活動している。
今回発売が発表されたドアオープナーを用いれば、日常的に手で触れる必要がある箇所を、触れずに使うことが出来るようになる。
フックのような形状の本製品を、ドアノブに引っ掛けるだけで開閉したり、エレベーター、ATMなどのボタンを押す時に直接触れることなく利用出来る。
コロナ対策で消毒スプレーや、消毒用ウェットティッシュを持ち歩いている方は、この自分用ドアオープナーを一つ持ち歩ければ、公共な場でも手の消毒を気にする回数を少しは減らせるのではないだろうか。
使用が想定されている場所は、電車のつり革やドアノブ、エレベーターのボタンなども多岐にわたる。450円 (税抜き) と、誰でも手に入れることが出来る価格帯で購入ができ、多くの人による利用が期待される。
B´fullのネットショップやAmazonにて、販売開始されており購入が可能、順次発送される。

画像は、株式会社B´fullのWebサイトより引用
国内外の3DプリンターおよびAM(アディティブマニュファクチャリング)に関するニュースや最新事例などの情報発信を行っている日本最大級のバーティカルメディアの編集部。